福島工業高等専門学校
福島工業高等専門学校
福島県いわき市平上荒川字長尾30
0246-46-0700(代表)
昭和37年創立
校長:奈良宏一
福島から世界にはばたく技術者を育成
復興を支援し地域社会に貢献
平成23年3月に発生した東日本大震災。福島県いわき市の福島工業高等専門学校(奈良宏一校長)は、直後に災害対策本部を設置し、被害状況の確認と対応をおこないました。
校舎は耐震改修工事をおこなっていたため、被害は軽微で、幸い学生も全員の安全を確認することができました
震災当日、周辺から避難してきた住民に学内を開放。連携協定を結んでいる広野町の避難者の受け入れにも対応しました。

放射線量計が数台あったため、震災5日後から学校周辺で定期的に空間線量の計測を開始。ホームページに掲載しました。また、教職員を対象に第3種放射線取扱主任者講習会を実施。放射線に対する正しい知識の理解に努めました。
(写真:震災後、避難所として開放された校内)
福島高専地域復興支援室を設置
地域復旧・復興のため、福島高専は、校長直轄組織の「福島高専地域復興支援室」を設置し、復興を支援する人材の育成と、産業創出に取り組んでいます。

平成25年から、専攻科に新たに復興人材育成特別コースを設け、「再生可能エネルギー」「原子力安全」「減災工学」の3分野で、教育を実施する予定です。
各研究設備を利用した最先端技術の研究もおこなわれます。

また、社会人特別教育プログラムを実施し、中小企業従業員の技術力と知識の向上を図り、地域企業の競争力を高めるとともに、被災者の雇用機会拡大に貢献します。
そのほか、地域の放射線量計測や、地域企業復興技術相談、復興関連学術講演会等を実施します。
(写真:第3種放射線取扱主任者講習会)
いわきから世界に活躍する人材を育てる
福島高専は平成23年で創設50周年。平成24年度は数々の記念行事が予定されています。
「いわきから世界に、活躍する人材を育てる」を合言葉に、中学卒業後、5年間の一貫教育により、高いレベルの専門教育をおこなっています。

福島高専は、数少ない技術系の地元高等教育機関です。
地域復興に必要な人材を教育する機関として、期待が寄せられています。
平成24年3月取材
(写真:副校長・青柳克弘物質工学科教授・工学博士)
●大学案内

福島工業高等専門学校

【本科】
機械工学科 電気工学科 物質工学科 建設環境工学科 
コミュニケーション情報学科

【専攻科】
機械・電気システム工学専攻 物質・環境システム工学専攻
ビジネスコミュニケーション学専攻

http://www.fukushima-nct.ac.jp/