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福島の未来へつなげます!リレーメッセージ!
復旧後"平成24年1月15日「いちご狩り」オープン!"
津波で直売所やビニールハウスが直撃今回話を伺ったのは、和田観光苺組合の組合長、山中賢一郎さん。山中さんの苺のビニールハウスも津波の被害はなかったものの、地震で壊れ、畑には地割れが出来たとか。 震災後、ようやく落ち着いた5月、例年通りの苺の手入れ作業とともに、地震で壊れたハウスの修理、地割れが起きた畑の修復を始め、今回のオープンを迎えます。 ボランティアへのお返しは、もとの姿をみせることそれだけに、山中さん達の苦労がどれほどのものかうかがい知ることができます。 店内に設置された、いちごを販売する「台」が完成したのが取材の前日。敷地に砂利が敷かれ、整備が完了したのは11月だったとか。 復旧できたのは、遠く関東方面は小田原、東北は盛岡から駆け付けた、約100人のボランティアのおかげで、「本当に感謝しています」と山中さん。 津波で堆積した砂や泥は歩きにくく、作業は難航します。大人が3、4人集まっても動かない松の巨木は、3、4等分に切断して運んだとのこと。たくさんの人の協力があり、今回のオープンを迎えたそうです。 山中さんは「いちご狩りがオープンしたら、ぜひ皆さんに食べに来てほしい。これまで手伝ってくれた人たちへの恩返しは、いちご狩りを再開し、もとの姿に戻ったいちご狩り農園を見てもらうこと」と再開の喜びと感謝の気持ちをかみしめ話してくれました。 みんなが協力し合うことに、更なる利点が山中さんは「今回オープンできなかった組合の仲間も、今後営業を再開できれば。また元の賑わいを見せたい」と期待をこめて話してくれました。 和田苺観光組合で食べられる苺は、「章姫(あきひめ)」と「幸の香(さちのか)」の2種類。 章姫は粒が大きく甘いのが特徴で、果皮が柔らかいため、流通が難しいといわれています。もぎたてが食べられる苺狩りでは形のきれいな章姫を堪能できます。 幸の香は糖度も酸味も効いた苺。女性に嬉しいビタミンCが豊富で、美容におすすめです。 松川浦から近い和田観光苺組合直売所では、朝採りの新鮮ないちごも直売しています。 平成23年の年の暮れ12月20日には直売所がスタートし、30日まで連日苺をもとめに来る人で賑わいをみせたとのこと。 そのなかには見覚えのある人たちが多く、「開園を待っていてくれたんだ」と山中さんたち組合仲間は、感謝の気持ちでいっぱいだったそうです。 平成24年は1月3日から仮オープン。本スタートの1月15日から行楽シーズンの5月31日まで苺狩りが楽しめます。 詳しくは下記のホームページを参照ください。 ![]() ![]() ●お問合わせ先
和田観光苺組合
●住所/相馬市和田字下柴迫94 ●電話番号・予約先/0244-36-5535 ●期間/1/15~5/31※仮オープン1/3~1/14 ●入園受付時間/10:00~16:00 ●定休日/月曜 及び 祝日の翌日 [HPアドレス]http://blog.wadakanko-ichigo.jp/ |