株式会社 富多屋生麺
株式会社 富多屋生麺
創業:昭和24年4月
福島県郡山市富久山町久保田字郷花4-5
024-943-1177
代表取締役社長:渡辺一明
事業内容:生中華麺・蒸し焼そば・生そば・生うどんなどの麺類の製造・販売。業務用のスープ類・冷凍麺などの販売。他

HP http://www.menya.co.jp/
ラーメン繁盛店へ導く、麺とスープの究極の組み合わせ
約200種類のプロ用生中華麺を製造
日本全国に数多くある「ラーメン店」。競争は激化し他店と違う「仕掛け」が必要となってきています。「麺の違いは、売り上げの違いに直結する」。そう話すのは郡山市で富多屋生麺を経営する代表取締役社長の渡辺一明氏。ヌードルプロデューサーとして活躍し、多くのラーメン店を繁盛店に導いてきました。

富多屋生麺は約200種類のプロ用(業務用)生中華麺を製造。関東方面を中心に、取引先は約1000件にのぼります。店ごとの要望に合わせて作る麺は、スープと究極の組み合わせを実現しています。
(写真:ヌードルプロデューサー・渡辺一明代表取締役社長)
江戸末期から続く老舗ソバ屋。評判が評判を呼び製麺事業へ
初代「富多屋」は江戸時代末期に遡ります。
奥州街道の宿場町として栄えた郡山市。会津街道、奥州街道の分岐点で開業したソバ屋が始まりです。
明治時代に入り、二代目「富多屋」は夜鳴きそばで人気を博し、14台の屋台を貸出していました。現在のフランチャイズの先駆けともいえます。
その後明治末期から大正時代に横浜で「ラーメン」が流行ると、富多屋は研究を重ね、店でラーメンを提供しました。そのラーメンが大ヒットし、評判を呼び、麺を他店に卸しました。人気になり自分の店で出す麺の製造が間に合わず、幻のラーメンといわれた事もあります。

渡辺一明社長は5代目。製麺だけにとどまらず、社内にテストキッチンを設け、繁盛店づくりのアドバイスをしています。
(写真:鶏塩スープと卵麺が絶妙。塩ラーメン)
繁盛店をつくる、きめ細かな技法を伝授
ラーメン店を開業・改装する人のために設けられているのが「テストキッチン」。無料で調理法等のきめ細かな技法を伝授しています。
以前は、渡辺氏が新装・改装後の店舗に足を運んで味づくりを指導していましたが、テストキッチンを富多屋生麺内につくることで、開業前、また開業後などに新しいメニューの開発をすることができるようになりました。

渡辺社長は、常にトレンドの麺の開発に取り組んでいます。時代とともに麺も多様化し、近年では「まぜそば」や「つけ麺」などが定着してきました。麺の善し悪しがお店の評判を左右する時代です。しかし、いくら美味しい麺があっても、美味しいスープがなければ始まりません。また、そのスープと麺がうまくからみあわなければ本当の美味しさを引き出すことができません。
富多屋生麺は製麺事業を長く手掛けたプロ中のプロ。培った技術で繁盛店を次々と生み出しています。
平成24年3月取材
(写真:生中華麺。種類は200種以上にのぼります)
(写真下:左から「塩ラーメン」「醤油ラーメン」「濃厚醤油ラーメン」)